いびきのトレーニングと筋トレは似ている?

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筋トレはウエイトトレーニングとも呼ばれ、重量のあるバーベルやダンベルで
筋肉に負荷を掛けて、筋肉や筋力の増大を促すトレーニングです。

継続して行うことで徐々に筋量や筋力がアップしてくるものなので、
続けなければ意味はなく、トレーニングを完全にやめてしまうと
だんだん元に戻ってしまいます。

 

いびきをかかないトレーニング法も少し筋トレに似ています。

ただし、ウエイトトレーニングのように重量物で負荷を掛けるものではなく、
静的に筋肉に負荷を掛ける、一種のアイソメトリックトレーニングです。

 

アイソメトリックトレーニングとは、例えば両手のひらを胸の前で合掌して押し合う、
踏ん張って壁を押す、といったものが上げられます。

ウエイトトレーニングと違って、筋肉の肥大は見込めませんが、
手軽に筋力アップできるトレーニングです。

もっとも、顔や舌の筋肉を重量物で負荷を掛けて鍛え、ムキムキにしたい人は
いないと思いますので、舌に重りをぶら下げて鍛える必要もないんです。

 

いびきをかかないトレーニング法の中で、口周辺の筋肉のトレーニングは、
口呼吸の矯正を目的としています。

なので、睡眠中に開口せず、口からのいびきをかくことがない場合には
飛ばしても差し支えありませんが、表情筋を鍛えることはとてもいいことなんです。

(関連記事 ⇒ 口元のトレーニングをするメリット

何がいいかといえば、アンチエイジング。

 

特に女性の方はエイジングケア=スキンケアとお考えの方が多いですが、
肌表面だけでなく、内側の筋肉までケアしなければ、本当の老化予防にはならないんです。

加齢とともに重力に負け、だんだんと皮膚がたるんで、やがてはブルドッグのように…

そうはなりたくないから、皆さんせっせとスキンケアするわけですが、
重力に負けるのは皮膚だけではなく、内側の筋肉も同じなんです。

スキンケアだけでなく、表情筋の筋力アップ(維持)も大切なんですね。

 

そして、舌のトレーニングも自力だけで行うアイソメトリックですが、
こちらはいびき予防のキモとなる重要なトレーニングになります。

普通に生活していて、舌の筋肉を鍛える機会はないと思いますので、
やはり加齢と共にどんどん衰えていきます。

このトレーニングを継続することで、筋力アップし、緩んだ舌の筋肉を鍛えれば
睡眠中でも筋肉の緊張が保たれ、舌根沈下を予防します。

 

このように、いびきをかかないトレーニング法は一種の筋トレといえるものです。
ですから、トレーニング開始から数日の内は、筋肉痛とまではいきませんが、
顔や舌に疲労感を感じるでしょう。

この疲労感は筋肉に刺激が伝わっている証拠ですから、ぜひ続けて行いましょう。

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